一寸先の闇

‪18時からのフリータイム コンビニで買ったレモンサワーを飲みながら雑談。歌うなんて考えとっくに無くて 終電過ぎるまでの暇潰し。スマホ見て、時間過ぎちゃった 可愛く言えたかな。じゃあうち来る?その一言のために、いっぱい準備したんだよ アルコールで軽くなった脳でもう一度言葉を反芻する。‘‘俺は別に良いけど’’ なにそれ、私だって別に良いけど 

曇った夜空はコンクリートによく似ていてどちらが地面か分からない。セブンスターの空箱を蹴りながら暗闇へと消える自分がいた。‬

 

 

車の運転中、ふと空を見上げると雲と雲の間に隙間があった。狭いようで広くて狭い窮屈なこの世界から逃げ出す為に作られたように思えてきて、ふとそこから逃げ出したくなった。その先に何があるかわからないけれどこちらから見れば確かに光であり希望だ。あちらから見たこの世界はどう映っている?「地球は青かった」等の言葉が歴史上に残されているがこちとら灰色の世界。真っ暗な箱の真っ青な球体の上でつらつらと独り言を書くなどしている、ああちっぽけだなあ。

 

今日は風が強かった。小さい木は大きく、大きい木は小さく揺れているのをただただ眺めていた。昨日ハザードランプを付けっぱなしにしたせいでバッテリーが上がってしまったため、車を走らせてショッピングモールに出向いた。平日の中途半端な時間、フードコートには人が少ない。静かな場所を求めていた私にとってはラッキーだった。さっき買ったばかりのノートにペンを走らせる。残念ながら私には文才が無いが、思ったことを記すくらい自由だろうと言い聞かせてまた、ペンを走らせる。

 

こんな文章が書けるのも心の余裕があってこそだ。精神が参っていた時に書いたノートには「渋谷駅前で殺される、みんなの前で。」と記されていた。怖い。自分が怖すぎる。相当病んでいたんだなあと思うと共に、自分にはこんな感性があったんだと気付かされた。今の私では思いつかないような言葉だらけで二重人格を疑うレベル。あのノートで3曲くらい作れそう。

 

てな訳で今日はもう寝る

 

もう寝る:Twitter徘徊してYouTube見てインスタ見てから眠くなったら寝る